プラスチックが環境に与える影響とは
レジ袋などのプラスチック製品は非常に身近なものであり、
毎日様々な形で消費されています。利便性の高い物ですが、
石油等を原料としているため自然分解されないため、
環境への負荷が問題視されているのです。
廃棄されたプラスチック製品による海洋汚染や、
マイクロプラスチックによる環境被害など、その影響は計り知れません。
自然に溶けることのない物質ですから、生物の体内に残留し、
溜まっていくことも懸念されています。
マイクロプラスチックを食べた海洋生物を、さらに人間が食べることで、
健康を損なう可能性も指摘されているのです。
そうした問題を解決するために、世界中で脱プラスチックが
注目を集めるようになりました。プラスチック製品の使用を
なるべく控え、さらに再利用していくことで、ゴミの削減を
実現するというものです。
資源のリサイクルには、サーマルリサイクルとマテリアルサイクル、
ケミカルサイクルという3つの種類があります。
サーマルリサイクルは資源を燃やしてエネルギーとして
再利用する、というものです。脱プラスチックを実現していくためには、
資源そのものを活用するマテリアルサイクル・ケミカルサイクルを
実行することが大切だといえます。
風呂敷やエコバッグを使ってゴミ削減を目指そう
普段の買い物の際にエコバッグや風呂敷などを活用し、
レジ袋の使用をなるべく避けるだけでも、ゴミを減らすことができます。
そうした習慣を毎日続けていくことで、年間に消費される
プラスチック製品の量を、大きく削減することができるでしょう。
ペットボトル素材を再利用して製造したエコバッグや
風呂敷を活用すれば、マテリアルサイクル・ケミカルサイクルを実現できます。
環境に関心がある方から注目を集めている製品の一つが、
エコイスト風呂敷です。PET再生樹脂を99%も使用して
作られていますので、非常にエコロジカルだといえます。
シンプルな形をしていますから、様々な形状の品を
包むことができるのも魅力です。使い捨てにせず、
再利用して何度も活用することで、環境への負荷を
低減することができるでしょう。
日本のプラスチック再利用は、今のところ燃料として使用する
サーマルリサイクルが中心となっています。
プラスチックの燃焼によって、有害物質が発生する恐れがあるため、
資源そのものの再利用を推進していくことが求められています。
環境に優しいエコイスト風呂敷や、エコバッグなどを毎日活用して、
プラスチックの再利用を実現しましょう。