メロンアムンゼン風呂敷の生地の特徴
近年ではメロンアムンゼンの素材で作られた風呂敷が非常に人気を集めています。
独特の凹凸感や脂肪のある、果物のなしの上端のような肌触りをしているものの総称をアムンゼンと言いますが、同じ系統で表面がメロンの皮のようになっていて、一般的なアムンゼンよりもしっかりした折り目で、立体的、厚手の特徴をもつものが、メロンアムンゼンです。
このような生地には高級感や着心地の良さも兼ね備えていると言えるでしょう。
高級そうな生地と言うことから、サテンのような光沢をイメージする人が多いかもしれませんが、光沢はありません。
ドレープ感があるのが特徴であり、持ち上げたときに自然にひだが入るような
ドレープ感があります。体にフィットし易くシルエットを美しく保つことができるので、
品のある印象を与えることができるでしょう。
生地に張りが生まれるのも魅力であり、ペラペラとした安っぽさもなく、
空気を含み凹凸感があるため、高級に見せてくれるのも嬉しいところです。
単色でも記事の立体感により色に深みが出るので、見る角度、
光の当たり方などにより雰囲気ががらりと変わります。
見え方が変わるので奥行きも出て、リッチな雰囲気にさせてくれることでしょう。
洗濯方法やアイロン方法について
高級感があり、触り心地も良い素材の風呂敷ですが、ポリエステルのように
肌に張り付くこともないので、肌にピタッとくっつくこともありません。
さらりとした触り心地を保ってくれるため、特に夏の暑い時期にも重宝することでしょう。
独特なシワ感によりたとえシワがついても目立ちにくく、お手入れもしやすいです。
アイロンがけもいらないのでイージーケアアイテムとしてもオススメと言えます。
洗濯方法としては、独特の凹凸感を守るためにも、手洗いや洗濯ネットに入れて
やさしい水流のコースで洗いたいところです。
脱水の時間も出来る限り短くしたうえで、日光に直接当てるのではなく
陰干しをしましょう。シワが目立ちにくいのでアイロンをする必要は無いものの、
どうしても気になる場合のアイロン方法は、当て布をした上で低温で当てるようにしましょう。
出来る限り生地の脂肪肝を残すことを意識することが大切です。
洗濯の際には色の濃いものと一緒に選択をすると色落ちする可能性があります。
他のものと一緒に洗う事はできるだけ避けた方が良いでしょう。
縮みやすい生地であるため生地の裁断の必要がある場合には
アイロンがけをした後で行うことが大切です。